サーバーバックアップ:実際に保存されるもの、されないもの
バックアップが復元するのは、サーバーの構造であって内容ではありません。それが実際に何を意味するのか、そして復元がどのように進むのかを解説します。

最も多い誤解なので、大事なことから先にお伝えします。サーバーバックアップはメッセージを保存しません。
保存するのは、サーバーの構造です。カテゴリー、設定と権限を含むチャンネル、色・権限・順序を含むロール、@everyone の権限、サーバー設定。チャンネルに書かれている内容は含まれません。そして、それは私たちのせいではありません。Discord は、削除されたメッセージを誰にも返さないからです。
これを理解すれば、バックアップが何のためにあり、何のためにないのかがはっきりします。
役に立つ場面
ニュークのあと。 誰かがチャンネルとロールを削除しました。構造は、権限やロールの順序も含めて、完全に戻ってきます。会話は失われますが、何週間もかけて作り直す代わりに、サーバーは再び使える状態になります。
大きな再編の前。 チャンネルの構成を並べ替えたい、あるいは権限を作り直したいとします。先にバックアップを取っておけば、元に戻る道が確保されます。
テンプレートとして。 完成したサーバーを新しいサーバーに移せます。そのためにあるのがマーケットプレイスで、詳しくは後で説明します。
役に立たない場面
モデレーションの代わり、アーカイブ、メッセージや添付ファイル、チケット履歴のバックアップにはなりません。チケット履歴は、サーバーバックアップとは関係なく、専用のダッシュボードに別途、恒久的にアーカイブされます。
復元の進み方
復元は、いくつかの段階に分かれ、決まった順序で進みます。Discord がそれを強制するからです。ロールが存在していなければ、そのロールを参照するチャンネルの権限は設定できません。カテゴリーが存在していなければ、その中のチャンネルは作れません。
その過程で戻ってくるもので、忘れられがちなもの:ロールの色、ロールの位置、ロールのアイコン、@everyone の権限、そしてフォーラムチャンネルとメディアチャンネルのプロパティです。
復元は Bot の再起動を乗り越えます。 復元の途中でプロセスが落ちても、中断された実行は検出され、もう一度開始されます。サーバーが作りかけのまま放置されることはありません。AI サーバービルダーの結果を適用するときや、/moderation roleall でも同じです。
マーケットプレイス
バックアップは、名前、説明、カテゴリーを付けて、公開テンプレートとして公開できます。チャンネルとロールのプレビューが自動で生成されるので、ほかの人は取り込む前に何が手に入るのかを確認できます。
対象となる人:新しいサーバーを作っていて、ゼロから始めたくない人は、そこで出来上がった構成を見つけられます。そして、うまく機能する構成を作った人は、それをほかの人に引き継げます。
今すぐやるべきこと
サーバーができてから数週間以上たっていて、バックアップがないなら、この記事で本当に大事なのはその1点だけです。バックアップの作成には1分もかかりません。そして、それが必要になる瞬間とは、当然ながら、もう作れなくなった瞬間です。
そのあとにやっておくとよいこと:大きな再編の前には、毎回新しいバックアップを取りましょう。去年のバックアップが復元するのは、去年のサーバーです。
作成、復元、マーケットプレイスについての詳細は、サーバーバックアップのドキュメントにあります。
その他の記事
Discordサーバーにボットを追加する方法と、本当に必要な権限
ボットの追加は1分ほどで終わります。大切なのは権限の設定です。サーバーを守るための手順と、信頼できないボットの見分け方を解説します。
ガイドDiscord の認証を設定する:どの方法がどの問題を防ぐのか
ボタン、計算問題、Discord ログイン、外部リンク。認証の種類ごとに、締め出せるものは違います。正しい方法の選び方と、ほぼすべての設定を台無しにする2つの間違いを解説します。
ガイドAnti Nuke:管理者アカウントが乗っ取られたら何が起きるのか
レイドは外から、ニュークは内側から来ます。保護レイヤーの仕組み、固定ルールではなく脅威をスコアで評価する理由、そしてできないことを解説します。